パートナーは「シルクロードミュージアム」に行きたいと言い
ナビで検索すると十数キロの距離だったので行ってみる事にした。
到着してみてびっくり!!
日本家屋のミュージュアムなのだ。
「浜名梱包輸送」のプライベートミュージュアムで
2008年1月にオープンしたという。
入館料は大人800円、高校生500円、小学生無料だった。
1階は日本の人間国宝クラスの芸術作品を展示してある。
2階に上がるとシルクロード美術の展示がずらりと並ぶ。
弥勒菩薩立像がお出迎え。
なんと髪の毛が長く「ふつ~のおっさん」みたいな感じ。
絹は保存が難しく、世界的にみても完ぺきな状態で見ることができる機会が少なく
このように保存状態よく紋様全体を明確に残す織物は
世界でも稀だという。
ソグド人が乗る駱駝。
中央アジア、ゼラフシャン(ザラフシャン)川流域地方に住んでいた
イラン系のオアシス灌漑農耕民族。
また、商業を得意とし、あまり定住にこだわらず、
シルクロード周辺域で多様な経済活動を行った。
近年の研究では、シルクロードを経済的に支配していたと言われている。
アムリタ。インド神話に登場する神秘的な飲料の名で、飲む者に不死を与えるとされる。
乳海攪拌によって醸造された。
舗床モザイク。
実際に手で触ってみることができる。
楔型文字。
言語の表記に用いられた文字としては最も古いものである。
紀元前3500年頃にシュメール人によって発明された。
シュメール文字はシュメール語に用いられる他、アッカド語、エラム語、ヒッタイト語、
ルウィ語(英語版)に借用され、また古代ペルシア楔形文字やウガリト文字などの
独自の文字の発達を促した。この文字を使用した文明・文化の研究は、
一般に「アッシリア学」と呼ばれる。
仏陀頭部。
座って下から見ると
この像はとても優しい表情をしているのがわかる。
スタッフの方が丁寧に説明してくれた。
話はとても興味深くとても面白く、勉強になった。
歴史が大好きなR君と二人で聞き入っていた。
別の場所で待っていたSちゃんが
「お腹が空いたよ~」と呼びに来るまで
時間を忘れていた。
おかげで後半の展示品の写真は一切撮っていない(滝汗)
世界史で古代4大文明(メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明)を
少しでも学んでいれば、とても楽しく面白く有意義な時間を過ごせるだろう。