平安期以前から疫病鎮めに疫神を祀った社があったといわれる。
994年(正暦5)都の悪疫退散を祈り、
御輿を造営し紫野御霊会を営んだのが今宮神社の起りである。
現在の社殿は1902年(明治35)の再建。
「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石は叩くと怒るともいわれ、
撫でて軽くなれば願いが叶うとされる。
四面仏石(現在は京都国立博物館に寄託)などが有名。
4月第2日曜のやすらい祭は京の三大奇祭の一つ。
別名「玉の輿神社」とも呼ばれる。
馬が祀られている。
・・・ロバ・・・??
阿呆賢(あほかし)さん
古くから「神占石(かみうちいし)」と言われていた。
この石を手の平で三度たたいて持ち上げ、
次に願いごとを心の中で唱えながら三度手の平でなで、
再び石を持ち上げてみる。
その時最初に持ち上げた時よりも軽く感じれば、願い事は叶うと言われている。
またこの石にはもう一つのご利益があり、
病弱な人が健康に成るように祈りながらこの石をなで、
そのなでた手で体の悪い所をさすれば病気が平癒するとの言い伝えがある。
やすらい人形(ひとがた)(300円)
この中の空欄に名前や住所などを記入し本殿へ納める。
納められた人形は吉日を選びお祓いの後、お焚き上げしてくれるという。
中央についているのは厄除けのお札で、
家の中に悪いものが入ってこないよう玄関の外に貼ると良いらしい。
楼門
参道にはあぶり餅屋が二軒向かい合って営業している。
どちらも行列だった。
次の目的地 上賀茂神社へと向かう。
アクセス
大徳寺から徒歩数分