今年は午年。
生きた神馬を飼育している数少ない神社が上賀茂神社である。
二ノ鳥居前の神馬舎にいるらしい。
既に大勢の人たちがいる。
現在5代目の神馬で名を神山号(こうやまごう)。
重要な神事には登場するという。
年の始めに見る白馬は一年の邪気を祓うといわれている。
ニンジンをあげる事ができる。
料金は・・・「お気持ち・・・」みたいだが、
その「お気持ち」が入った盆は100円玉が積まれている。
という事で一人100円払って神山号にニンジンを差し出すのだが・・・
馬は大きい!!
かなりビビりながらニンジンを食べてもらった!!
上賀茂神社は平成27年に式年遷宮だという。
それにしても、すごい人だ。
境内も広く、あちこち見たいところがあったので
それを二人で探しながら境内を歩く。
立砂(たてずな)
円錐状の二つの砂山は神が降臨したと伝えられる神山(こうやま)を
表している。
その後ろにある建物が細殿。
楼門
中門
片岡舎
紫式部が参拝したと伝えられる縁結びの神様。
須波舎(すわしゃ)
家内安全や敷地などを守る延喜式の古い社
岩上(がんじょう)
葵祭の時、宮司がここで勅使に返祝詞を申し上げる神聖な場所。
土舎(つちのや)
江戸時代初期の建築。かつては神主、社司がここで乗り物を降りた
著到殿(ちゃくとうでん)だった。
現在は祓所として使用。
ならの小川
藤原家隆の歌
「風そよぐ 奈良の小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」
小倉百人一首の古歌で有名な「ならの小川」で、
平安の昔、神職がみそぎを修していた情景を詠んだものである。
この歌碑辺りを流れるのが「ならの小川」である。
この小川は、上賀茂人神社本殿の西側を流れる御手洗(みたらし)川と
東側を流れる御物忌(みものいみ)川が合流し、
舞殿の下をくぐって境内を北から南に流れている。
バス停の前で門前名物の「やきもち」を食べる。
上賀茂神社前から4号系統のバスに乗り京都駅へ向かう。
アクセス
今宮神社前から46号系統のバス。終点上賀茂神社前下車(30分)