できれば、斎場には行きたくなかった。
しかし、女性は管理人を含めてたったの3人。
「やっぱり手伝えません」とは、言えなかった。
とにかく斎場へ行ってみないと、分からなかった。
受付を一緒にやった人たちに
「もしかしたら斎場に行けないかもしれません」と言うと
「どうして?」と聞かれたので
「・・・○○さん(夫)を見送った場所なので・・・。
気持ち的にちょっと・・・。
でも手伝いをしないわけにはいかないので
頑張って行きます」と言った。
その不安からだったのだろうか・・・
通夜振舞いでは日本酒をそれなりの量飲んでしまったのだ・・・(滝汗)
次の日、少し早目に斎場へと向かった。
駐車場に車を停めて、気持ちを落ち着かせて・・・。
自治会の人が集まったので中に入る。
・・・この部屋だった・・・。
所々記憶が抜け落ちている事に気付いた。
でも、無理に思い出すのは・・・止めた。
気持ちがザワザワしてきたが、
斎場の係りの方から接待の人たちがやるべき仕事の説明を受け
いろいろと準備しているうちに、
ザワザワ感はいつの間にか消えて
前日のように取り乱す事は、なかった。
ある意味、腹をくくったのだろう(苦笑)
精進落としの席では、湯のみに日本酒をどんどん注ぎこまれ
(途中からお茶を飲んでいたが)
なぜか「○○さん(管理人)を元気にさせる会にしよう」と言われ
よく分からないまま時間が過ぎて行った。
お寺は近所だったので、自治会お手伝いの7人は全員歩いてきた。
結局全員がお酒を飲み、一升瓶が空っぽになる事態に!
途中からお坊さんと喪主と近所の人もう1人、合計3人が加わり
10人となったが・・・。
フラッシュバックに苦しみ、
一時はどうなるかと思ったけど、
何とかやり抜いた。
頑張ったよ