S岡市の病院に着いたのは9時半頃だろうか。
それからSちゃんを連れてすぐ近くの駿府公園へと行くことにした。
前日に行った時はイチョウがキレイで
公園もありSちゃんはすごく気に入ったのだ。
なので、再び行くことにした。
日陰でまだまだ寒かったが、公園では中学生が遊んでいたり、
散歩している人、ジョギングしている人、
親子でキャッチボールをしている人たちなど様々な人たちがいた。
公園でしばらく遊んでから公園内を散歩する。
その頃になると日も高くなっていて暖かくなってきていた。
すると・・・ミカンの木を見つけた。
S岡県指定天然記念物の「家康手植のミカン」だ。
紀州(和歌山)より献上された鉢植えのミカンを
天守閣下の本丸に移植したものと伝えられているらしい。
花の時期が5月初旬、収穫が12月中旬だという。
なぜこんなところにミカンがあるの?と聞くSちゃんに
「これは、
昔のエライ人が植えたミカンなんだよ」と言う。
しかし、どこをどう聞き間違えたのか・・・
「えっ!
ビンボ~な人が植えたの?」とびっくりした様子で言う。
なにっ・・・!!Σ(゚Д゚|||)
徳川家康公っていえば、江戸幕府を開いたエライ人だ。
まぁ、ビンボ~な時もあったかもしれないが、
少なくてもミカンを献上された時は
ビンボ~ではなかったはずだ・・・(^-^;
それにしても、たくさんミカンが実っている。
柵の中にあるとはいえ、ミカンドロボ~はいないのだろうか。
・・・1個ぐらい持って行ってもバレないんじゃないのか・・・
バチ当たりっ!!ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノしないっす・・・
更に、家康公の銅像を見て
「ねぇねぇ、この人の手に鳥が止まっているよ。ハト?」と言う。
・・・知らないからなんとでも言えるのだ。
まぁ、幼児の言っていること、
きっと、家康公も草葉の陰から苦笑いしていることだろう。