この日記もとうとう3600回目!!
まだまだ大活躍の「バルサの食卓」
次はスチャルという鶏鍋を作ってみる事にした。
チャグムが思わず声をあげてしまった鍋料理だ。
守り人シリーズ第8作「天と地の守り人 第二部 カンバル王国編」より
~髭面の男の手招きに誘われるまま、チャグムは長靴の泥を落としてから、
暖炉のそばへ行った。男が黒い大鍋の蓋をとると、ふわっと、
よい匂いがたちのぼった。
チャグムは、思わず歓声をあげた。
「うわぁ・・・・スチャル(鶏と野菜の鍋物)だ!」
チャグムの喜びようをみて、ヨゴ人たちはみな笑顔になった。
「やっぱり、あんたもヨゴ料理に飢えていたんだね。大きな声じゃ言えないが、
ヤギの乳のにおいからちょと離れたい日もあるものなぁ」
髭面の男が食卓の真ん中に鍋を置き、みんなの碗に湯気の立つスチャルを
とりわけた。皿にバム(無発酵のパン)を置きながら
「ほんとは、米の飯にこいつをかけた食べると、最高なんだがなぁ。
ついでに卵を割り落として、半熟のやつを・・・」
「ああ、言わないで!」
旅芸人の女性が手を上げてさえぎり、彼らは爆笑した。
湯気の立つスチャル(鶏鍋)
材料(4人分)
・鶏手羽元 20本
・ショウガスライス 4~5枚
・酒 100mL
・塩 適量
・季節の青菜(菜の花・セリ・水菜など)
作り方
1.鍋に湯を沸かし鶏手羽元を入れて沸騰させる。
2.あくを取り、酒とショウガスライスを入れて更に煮る。
3.煮えたら火を止めてそのまま冷ます。
4.完全に冷めたら、季節の野菜を入れて再び火にかけ
塩を加えて味を調える。
味付けがショウガと塩のみというシンプルな味。
今回は水菜を入れてみた
塩味の鍋物はあまり食べたことがなかった。
あっさり味なのでかなり食べる事ができた。
鶏肉も柔らかくなっていたし(^-^)
美味しかった。
次の日の昼食は「汁かけ飯」
器にご飯を入れて鶏肉を裂いて乗せてから熱したスチャルの汁をかける。
温泉卵を入れて完成。
温泉卵が混ざる事によってコクが出てよりマイルドになるというのか・・・。
熱々を食べるのがいいね(^-^)
身体も温まった。